役員が「採りたい」と思う人、「採りたくない」と思う人

この記事は、複数の上場企業で役員を務め、企業経営と採用・人事評価に携わってきた筆者が、役員の本音を交えながら解説します。

「採りたい」と思う人

役員は面接で何を見ているのか、でも書きましたが、候補者が現時点で人として身につけているものすべてを面談で確認しに行きます。

その中で、この人とだったら一緒に働けるかな、という感覚が一番大事になるかと考えています。

学校を終了して大手グローバルエレクトロニクス企業(現在は売上10兆円超の複合企業になっています)に入社したときのこと、当時は新卒採用時にリクルーターと言う仕組みがあり、入社間もない社員が自分の卒業した近辺の大学に出向いて面談を行うシステムがありました(新卒採用時の繁忙期の人事のお手伝い)。
その時に採用(上に上げる)基準を伝えられるのですが、①~③があり、①がその8割を占めるものであったかと記憶していますが(②と③は忘れました)、書かれていたのはネアカであることでした。

また、1番の基準であると言われたのは、『今働いてるところとかの周りを見ればわかるでしょ、この人であればこの会社でやっていけるなという人だよ。』、と言われ採用活動に臨んだことを覚えています。最後の決め手はそういうことか、と大変印象深かったです。

最終的には、一緒に働いているイメージが出来ることが重要ではないかと思います。つまりは世の中で言うところのいい人(ナイスパーソン)であることが、どのような企業であっても採用や昇格等に優位な素養であることは間違いありません。

「採りたくない」と思う人


視点として上からモノを見がち(他者を軽んじる)、協力するという雰囲気がない、無作法、自分は(客観的な根拠なしに)できると思っている、自分の能力を誇張して語る、等々、要は世の中で言う嫌な奴ということになるかと思います。

その人の人となりが原因で組織内に無用な軋轢や負の感情が生まれると判断した場合は、いかに天才的に仕事ができるだろうなと思っても採用はしません。

ご参考までに、これはシニアになっての話しになりますが、面談した人(ある程度決定権がある人(役員クラス))が、こいつが入って来ると俺の脅威になるな、と思った場合は採用とはなりません。自分の立場が脅かされる事態は避けたいからです。この話は自分自身も応募者側として経験しましたし(採用側ではこのようなことは一切しません)、良く周りから聞く話しです。

まとめ

結局、能力がクリアできていると確認できれば、いい人(ナイスパーソン)を採りたいわけです。そのような人が会社に加わると会社の雰囲気も良くなりますし、会社の業績をプラスの方向に後押しする可能性も高くなります。

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【御参考】
👉 第二新卒エージェントeno:学歴・職歴に不安がある20代で、正社員を目指したい人向け
👉 Mivoo: 社会人経験が浅く、未経験から転職したい20代向け

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